「軽井沢HalfLife」ブログ 始めます

 「東京・軽井沢半分生活」─そんな言葉が頭に浮かんだのは2020年の11月。コロナ禍で始まったリモートワークで、生活の拠点が東京と軽井沢の半々になった自分の身を、そんなふうに思いました。

 もともとロードバイクを始めとするアウトドアスポーツが趣味で、軽井沢にあるセカンドハウスを拠点に1カ月に1~2回程度、仕事のない週末に訪れていました。が、コロナ禍が始まった2020年の春頃からその頻度がじわじわと変化。リモートワークが浸透し、「仕事場所」を問わない生活に慣れた頃、軽井沢に向かう頻度も滞在する時間も以前より増えていきました。

 金曜日の仕事あがりに車で出発し、深夜に軽井沢入り。土日ゆっくり過ごして、通常なら日曜夜に東京へと帰るところですが、いまは「原稿抱えてるし、月曜はこのままこっちで仕事しよう。火曜の会議もリモートだから…」という具合。もともと編集業で、取材等で人と会う仕事以外は場所を選ばない業態なので、むしろ「出社しなければいけない」という余計な仕事が削ぎ落されたようでもありました。

 こうして軽井沢での生活が長期化するなか、地元野菜が集まる市場へ行って朝採れの高原野菜を買ったり、東京では行く機会の少なくなった本屋で顔見知りの店員さんができたり、浅間山の冠雪を喜んだり、軽井沢での日常を楽しんでいる自分の変化に気が付きました。

 このコロナ禍で東京から軽井沢への移住者も増加していると聞きます。もともと「東京24区」といわれるくらい東京からのアクセスが良好な軽井沢。もはや「仕事場」を選ぶ必要がなくなった人々が、いち早く東京での暮らしに見切りをつけたのでしょう。

 「良いことばかりじゃないよ。軽井沢の冬は思っているより厳しい」と地元を知る方から言われたことがあります。たしかに、地元に根を下ろしてなければ見えないこともたくさんあるんだと思います。ただ、自分は体半分軽井沢で暮らすようになっただけで、これまでの東京の生活では感じられなかった、自然を身近に感じて暮らす“自然さ”を感じています。良いことばかりじゃないけれど、人として暮らすには間違いなく良いことの方が多そうだと。

 残念ながら自分はまだ東京から完全に居を移せる生活環境にはありませんが、逆に「東京/軽井沢」半々のバランスが、この地の魅力をより強く感じさせている部分もあるのかもしれません。

 軽井沢へ脱出計画を練りながら、そのタイミングを計っている自分のような人も多いのではないかと思います。参考になるかはわかりませんが、仕事と生活の在り方が大きく変化しているいま、“観光客以上、地元住民未満”の視点で軽井沢の暮らしを綴っていきたいと思います。

 

管理人:ごつ

東京の大手編集社に勤務するアラフォー会社員。リモート生活で半分東京・半分軽井沢の暮らしを送る。趣味はロードバイクを始めとするアウトドア全般。中でも自転車旅を愛し、国内だけでなくスイスやイギリス、ノルウェーを始め、世界各国を自転車で旅している。民藝好きで、地方の民窯を自転車で巡る自称“民藝サイクリスト”でもある。

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